こんにちは。妻です。
最近、Instagramでロングヘアー×パーマのすっごくかわいい女の子を見つけました。「この子のようにわたしも髪を伸ばしてパーマかけるぞ!」と決意し、現在伸ばしています。
今日は、わたしが自身の髪について興味が湧いたタイミングで出合った『髪のこと、これで、ぜんぶ。 360°どこから見ても美人になるヘアレッスン』という本をご紹介。
本書は、日本初のヘアライター佐藤友美(さとゆみ)さんが、髪のプロたちに取材して得た293の髪にまつわるあれこれをわかりやすく教えてくれます。
佐藤友美(さとゆみ)
約20年のヘアライター人生で、約4万人、200万カットものヘアスタイル撮影に立ち合う。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在で、日本はもとより、海外でも美容師向けの講演を行い、セミナーを受けた美容師はのべ3万人を超える。
端切れのいい解説で、NHK総合「あさイチ」、MBS・TBS系「林先生が驚く初耳学!」などのテレビ、ラジオ番組で活躍する一方、ヘアアドバイサーとして全国の女性の髪の悩みにこたえ、高い満足感を得ている。
著者の佐藤さんはあるとき、仕事で髪についての情報を調べようと検索したところ、いろんな人が髪に関する有益な情報を発信していることを知ります。
これらの情報を「1ヶ所にまとまって読めたら、みんな(私も)助かるんじゃないかなあ」と思い、『髪のこと、これで、ぜんぶ。』の出版に至ります。
本書に書かれている髪にまつわる293のことは、お金や時間がかかる項目もありますが、大半は「知っているだけで得すること」です。全部をいきなり行うのは難しいので、気になったものからぜひ取り入れてみてください。
髪のツヤ
健康な髪=髪のツヤというイメージじゃないですか…?わたしだけ…?
髪のツヤというと、水分量とか、保湿力みたいなことが重要だと思われがち。そしてたしかに、水分量の多い髪は健康的です。でも、見た目にツヤがあるように見えるかどうかは、実は水分量ではなく、髪の表面の凸凹が関係しています。
多少ダメージのある髪でも、髪の表面がなめらかになっていると光がキレイに反射してツヤっぽく見えます。
逆に、どんなに健康的な髪でも、髪の表面がうねっているとツヤは出ません。
このツヤは、ブローやアイロン・ドライヤーなどで髪の表面に熱を与えてうねりを伸ばし、キューティクルを閉じると出ます。
ただし、ドライヤーを使う際は風を下から上にあててしまうとキューティクルがめくれるため、必ず上から下に向かって風をあてて乾かしていきましょう。
髪の傷み
髪は平均的に1ヶ月で1センチ伸びます。しかし髪は死滅細胞、読んで字の如く”死んだ細胞”です。
修復されることはないため、傷まないよう保護していく必要があります。
熱は髪に悪いと思って、髪を洗った後に自然乾燥させている人もいるのですが、むしろ髪は濡れているときに傷みやすいんです。
ほぼ自然乾燥でやってきたわたし。反省…
髪が傷んでいるかどうかを確認したい人は、以下のダメージ診断法を試してみてください。
髪を数本濡らして、指にくるくると巻き付けます。自然と巻きつけた指から離れたら、健康な髪。
でも、指に巻きついたままになっていたら、たんぱく質の結合が弱くなってダメージを受けている証拠。
わたしの髪は健康でした!ひと安心。
シャンプー
先ほど、髪は濡れているときに傷みやすいと書きましたが、カラーやパーマだけではなく、シャンプーの摩擦でも髪は傷みます。
シャンプーは髪ではなく、頭皮を洗うものです。
<中略>
髪を洗うものだと思っていると、髪を傷めてしまいます。
ここでは、シャンプー前に行った方が良いこと・シャンプー時の注意点について、重要な部分を抜粋。
シャンプーをする前には、ブラッシングするのがいいでしょう。
①髪についたほこりや汚れをとる
②毛先のからまりをとっておく
が主な目的です。
38度で2分。ぬるめのお湯で髪を洗ってから、シャンプー剤をつけます。この湯シャン(予洗い)だけで皮脂の汚れの7割は落ちると言われています。
<中略>
湯シャンだけでシャンプーを使わない人もいますが、皮脂量が多い人などは湯シャンだけでは皮脂が毛穴につまりやすくなります。
シャンプーを泡立てようと、髪をごしごししすぎると傷みます。それを防ぐには、髪をしっかりと濡らしておくこと。そして、比較的毛量が多くて、普段摩擦しにくい(つまりダメージを受けにくい)耳後ろの毛(根元のほう)あたりで泡立てること。
熱いお湯でシャンプーをすると、頭皮や髪に負担がかかります。38度のぬるま湯で洗いましょう。
<中略>
ときどき、フケやかゆみが気になるからと、熱いお湯でごしごしシャンプーする人がいますが、逆効果です。
ぬるめのお湯でしっかり洗う作業が必要なんですね…!
トリートメント
シャンプーの後、当たり前のように使っているトリートメント。あなたはトリートメントが髪にとってどういう効果があるか、知っていますか?
まず、コンディショナーとトリートメントの違いについて、確認していきましょう。
コンディショナーは、髪の表面を油分でコーティングして、きしみをおさえたり、手ざわりをよくしたりする役割があります。トリートメントも同様なのですが、それに加えて、傷んだ部分を補修する役割もあります。
痛んだ部分の補修に加え、トリートメントは髪の内部に成分を浸透させて髪の状態を整えます。我が家にあるのはコンディショナーのみなので、これを機にトリートメントにしようかな…
コンディショナーとの違いがわかった後は、トリートメントを行う前にやっておいた方が良いこと・トリートメント時の注意点を押さえておきましょう。
びしょびしょの髪にトリートメントをつけても、水分で飽和した髪には浸透しません。手で軽くしぼって一度水気を切って。
トリートメントを手にとってざっと髪につけたくらいでは、ほとんどの毛にトリートメントはつきません。目の粗いコームなどで、トリートメントをなじませ、髪にしっかり着地させましょう。
トリートメントはたくさんつければいいというものではありません。むしろ、重要なのは量より時間。
<中略>
時間に余裕がある日は、15分くらい置くと、いいでしょう。
時間をかけて浸透させ、しっかり流すことでトリートメントの役割を果たします。ただし、いくら時間があるからといって置きすぎてしまうと逆に悪影響を及ぼすことがあるので注意!
髪の乾かし方
繰り返しになりますが、髪が一番もろいのは濡れているとき。だからこそ、髪を乾かす手順は大事です。
何気なく行っている乾かし方は合っているのか、見ていきましょう!
髪は根元から乾かします。先に、一番乾きにくいえり足の根元から乾かしましょう。
トップや後頭部などは、根元をこするように髪をふって乾かすと、根元が立ち上がってふんわりしやすくなります。
一度乾いてしまうとクセが戻らなくなるので、一番クセが出やすい部分の根元をしっかり乾かすのが鉄則です。
そして、衝撃的だったのがドライヤーについている平たい口。ピンポイントで風をあてたいときに使うものらしいです。なので、髪を乾かすときは外すのが正しいそうです…
髪は体の一部、むしろ顔そのもの
以上、短くなりましたが『髪のこと、これで、ぜんぶ。 360°どこから見ても美人になるヘアレッスン』より、妻セレクトこれだけは知っておいてほしいことを紹介させていただきました。
本書には他に、スタイリング剤やアイロンの使い方、髪のアレンジ方法や美容室でのふるまい方、大人女性が悩む白髪についてなどが書かれています。
最後に、髪のために避けたい習慣について触れて終わりたいと思います。
本書では、大きく以下9つを避けたいと書かれています。
- ストレスをためること
- かたよった食生活
- 睡眠不足
- 肩こり
- 摩擦
- 紫外線
- 乾燥(エアコンなどの乾燥も含む)
- 運動不足
- 体の冷え
髪は体の一部、頭皮は肌。体のために避けたいことと変わりません。
また、髪は顔そのものでもあります。メイクやスキンケアを行うように、髪にも気を配ってあげることが大切です。そして髪がキレイになると、おのずと自分のこともすきになれるはず。
たかが髪、されど髪。わたしは憧れのロングヘアー×パーマを目指し、今日から少しずつ髪をいたわりたいと思います!
ではまた。
この記事を書いた人
- インナーカラーがやめられない。
座右の銘は日々成長。
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