こんにちは。妻です。
少し前の話になりますが、とあるクラウドファンディングを支援したところ、ものがたり珈琲のコーヒー豆と小説をいただきました。
ものがたり珈琲とは
オリジナルの短編小説と日常のシーンとその時の気持ちをテーマにブレンドされたコーヒーをセットで届けてくれる体験型定期便。
毎月1回、2種類の短編小説と2種類のコーヒー(豆/粉/ドリップパックから選択)が届く。
定期便は月々税込1980円。(2022年4月現在)
ものがたり珈琲は、大切な人とつながり直す体験や大切にしたい時間を見直すことで「いつもの日常」を動かすきっかけになれば、という思いが込められています。
そのため、小説とコーヒーに力を入れています。
小説は、未来の自分に手紙が送れるWEBサービスTOMOSHIBI POSTやレターセットTOMOSHIBI LETTERを手がけている小山将平(こやましょうへい)さんが小説/テーマ監修しており、ものがたり珈琲の想いに共感してくれた24人の作家さんがテーマをもとに小説を綴っています。
コーヒーは、世界No.1バリスタの粕谷哲(かすやてつ)さんがブレンド監修、焙煎は静岡の専門ロースターITOKUCOFFEEの元、直火焙煎で仕上げられています。
今日はこのものがたり珈琲で届いた2種類のコーヒーと2作品について、書いていきたいと思います。
ものがたり珈琲では作品に合わせたコーヒーが届きます。毎月テーマが設けられており、それに合わせた小説とオリジナルブレンド届くため、毎月同じ味をたのしむことはできません。「いつも同じコーヒーばかり飲んでいる」という方は新たな味との出会いになるのではと思います…!
ありがとうの気持ちを伝えたい時に
著者 高嶺理想(たかねりそう)
詩書きと写真化。小説サイト「monogatary.com」にて小説の執筆を行う。また「写真を詠む」をコンセプトに小説と写真をリンクさせた作品をTwitter、Instagram等のSNSで掲載中。
あらすじ
冬の朝、珈琲屋を営む祖母の夢を見て目覚めた優(ゆう)の瞳から涙が零れ落ちた。卒業を間近に控えた大学生の優は何事も要領良くこなしてきたはずだったが、ただ一つ、珈琲屋への思いを手放せずにいた。祖母の入院をきっかけに久しぶりに実家へと帰ったが、未だに祖母へ内定が決まった事を告げられずにいる優。人生の分岐点を迎え、両親の言う通りに生きてきた僕の心は確かに揺れていた。そして、祖母の珈琲屋で飲んだ1杯の珈琲で、止まっていた家族の時間が動き出す。
優の母は夢を捨てることになった原因は自分にあるのではと謝りますが、優は自分のことを考えて育ててくれたことを分かっていたので感謝の言葉を伝えます。自分の気持ちや思いを伝えるって大事なことですよね…
コーヒー
生豆原産国:ブラジル、グァテマラ 他
中煎りのブレンド
ほのかに甘さを感じスッと飲みやすい
新しい未来を思い描く時に
著者 みくりや佐代子(みくりやさよこ)
広島県在住のエッセイスト。甘さと一緒に切なさの残る読後感の文章は “微炭酸系”と称されている。著書『あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる』
あらすじ
在宅ワーク中の咲(さき)は、旧友の茉莉のSNSでクラシックコンサートが開催されることを知る。咲と茉莉は高校時代、共に吹奏楽部でクラリネットを演奏する仲間だった。才能ある咲に刺激を受けて努力する茉莉。しかし、いつしか立場は逆転し、茉莉だけがプロの道へと進むことに。劣等感から茉莉の活躍を祝福できない咲。そんな咲が見つけた「手放した夢との向き合い方」とは……?冬の朝に注ぐ日差しのような、新しい未来の物語。
咲は友人の茉莉が努力を継続しているからこそ今もステージに立っていることに気づきます。…そういえば最近、夫に「(わたしは)才能はあるけど努力をしない、(夫は)才能はないが努力する」と言われました。『努力を継続』はわたしにも足りない部分です…
コーヒー
生豆原産国:コロンビア、タンザニア 他
チェリーやベリー系の豆を浅煎りに焙煎
酸味を感じ過ぎないフルーティーさ
おうち時間をさらにたのしく
ということで、今回はものがたり珈琲について書かせていただきました。
ものがたり珈琲で届く短編小説はただの短編小説ではありません。
当たり前のように過ごしている日常に感謝したり考えさせられたりと、作品ごとに気づきがあります。
コーヒーはすきだけど活字は苦手…という方、ご安心ください。作品は読むだけでなく、聴くこともできます。
また、わたしがいただいた時はスマートフォンでQRコードを読み取って小説を読む形でしたが、今は紙の小説が付いているそうです。手元に残るっていいですよね…!
よりおうち時間がたのしくなること間違いなしのものがたり珈琲。
小説を読むことやコーヒーがすきな方はぜひ一度お試しください。
ではまた。
※今回紹介した小説は2022年1月のものになります。
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インナーカラーがやめられない。
座右の銘は日々成長。
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