スタンダードブックストアで出合ったZINE「Neverland Diner 二度と行けない大阪のあの店で」

小説・エッセイ
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こんにちは。妻です。

先日、大阪・天王寺にあるスタンダードブックストアに行ってきました。

スタンダードブックストアとは

2006年に大阪の流行発信基地と言われているアメリカ村で『スタンダードブックストア心斎橋』として営業開始した本屋。
「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」がキャッチフレーズで、書店員が独自の視点でセレクトした本が陳列。また、本と一緒に置いていても違和感のない雑貨が置いてあり、カフェも併設されていた。
2019年に閉店し、2020年春に天王寺で営業再開。

心斎橋にあった頃、用事等でその周辺に行く時には必ずといっていいくらい立ち寄っていました。併設されていたカフェでは購入前の本を持ち込むことができたので、時間があるときは本を片手にカフェでのんびり過ごしていました。

天王寺では、1階がカフェ・2階が本屋さんという形で営業しています。
ちなみにスタンダードブックストアの外観はこちら。

見た目が本屋さんっぽくなく、カフェもあるので、本はあまり読まない…という人でもたのしめるんじゃないかな〜と思います…!

今日はこちらで見つけたZINE(個人が作った印刷物や冊子)『Neverland Diner 二度と行けない大阪のあの店で』について、書いていきたいと思います。

このZINEは『Neverland Diner――二度と行けないあの店で』のスピンオフ企画として製作されました。
他にも京都や名古屋、下北沢など数々の地域で製作されており、大阪ver.はスタンダードブックストアの店舗運営統括責任者:中川和彦(なかがわかずひこ)さんが編集しています。

あらすじ

それぞれの「二度と行けないあの店」について書かれたエッセイ集。

そのお店の食についてだけでなく、働く人やお店に集まる人との交流、町との関連性について、それぞれの執筆者が思うがままに書いています。

感想

計9名の執筆者が、当時の出来事や思い出なども織り交ぜながら紹介しているお店たち。様々な理由で今は行くことができなくなっています。

読んでいて改めて、今は当たり前のようにあるお店たちがいつどうなるかわからないことを実感しました。
このご時世なので飲食店に行きづらい部分ありますが、それが原因で閉店となり二度と行けないお店になってはいけない、そう思いました。

わたしたち夫婦も外食する機会がめっきり減りました…でもこのZINEを読んで、外に出てお店でごはんが食べようと思いました。…よーし、早速記念日デートに外食の予約をするぞー!!

普段なかなか目にすることがないZINEという出版物。
いつも行く本屋さんや大型書店にはしな良い点がたくさんありますが、こういった本屋さんではそこでしか見つけることができない出合いがたくさんあります。
ZINEは本とはまた違った面白さがあるので、いろんな本屋さんに足を運び、見つけた際はぜひ手に取ってみてください。

ではまた。

※今回紹介したZINEはスタンダードブックストアオンラインショップなど、一部の書店で購入することが可能です。

この記事を書いた人

インナーカラーがやめられない。
座右の銘は日々成長。

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