こんにちは。夫です。
Intro BooksではこれまでYouTubeに関する本を二冊紹介してきました。「これからの集客はYouTubeが9割」と「YouTubeを使い倒す稼ぎ方」です。興味があればぜひこの二冊もご覧ください。
今日紹介するのは「カンタン&本気の副業 !これからYouTubeで稼ぐための本」です。
YouTuberという言葉が広がり始めた頃はYouTubeチャンネルを開設する方法や稼ぎ方を教える本がたくさんあったのですが、最近は減ってきた印象です。そんな中、本書は2021年9月に発売された比較的新しい本。つまり、日々変わり続けるYouTube事情の最先端が学べる本です。
以前紹介した二冊ではYouTuberでまだ稼げるのか?など抽象的なポイントを中心に紹介しましたが、本書は超具体的。この通りやれば一定の成果が出るんじゃないかと思えるポイントをリストアップして紹介したいと思います。YouTuberになりたい人はもちろん、YouTubeを副業、ビジネスに活用したいと考えている人もぜひ読んでみてください。まさYouTuberのためのカンニングペーパーです。
「まだYouTubeが稼げるのか?」なんて初歩的な質問は置いといて(気になる方は「これからの集客はYouTubeが9割」の記事をご覧ください)早速、YouTuberとして稼ぐためのノウハウをドシドシ見ていきましょう。
新参YouTuber失敗の理由は「ジャンル選び」
YouTuber業界にはどんどん芸能人も参入して、稼ぐのは難しいように思えます。でも筆者は「芸能人の参入はむしろチャンス」と捉えています。芸能人が参入することでこれまでYouTubeを見なかった層もYouTubeを見るようになりますし、芸能人が多様なコンテンツを出すことで新参YouTuberの動画が関連動画に表示される機会が増えるからです。
でも現実問題、8割のYouTuberが稼げずに撤退します。筆者はその最大の理由を「ジャンル選びが悪い」からだと言います。
筆者はジャンル選びがうまくいけば9割成功できると言います。ということで、YouTuberのジャンル選びのノウハウを見ていきましょう。
芸能人がどんどん参入して、古参YouTuberは逆に芸能人としてテレビに出るほどの影響力を持つようになりました。そんな中、ただモノマネをしてもうまくいきませんし、ニッチすぎてニーズがないジャンルを取り扱ってもうまくいきません。
筆者は本書の中で具体的な「稼げるジャンル」を教えてくれません。そんなものを本の中で教えたら多くの人が参入して稼げなくなってしまうからです。でも、ジャンル選びで失敗しないためのポイントをいくつか教えてくれています。
稼げないジャンルの共通点
有名人以外の「再生回数が多い動画」が見つからない
あるテーマで検索した時、芸能人や実績ある古参YouTuberばかり伸びていて、伸びている無名の人がいないテーマは要注意です。
例えば、ゲーム実況。ゲーム実況は人気のテーマですが、古参YouTuberや芸能人が多く参入しています。そして攻略法が知りたいからという理由だけでゲーム実況を見る人は少数派です。独特なコメントやリアクションなど、その人に対するファンがついていて「ゲーム実況だから見る」のではなく「その人がやっているから見る」人の方が多いでしょう。
こうしたジャンルを選んでしまうと、参入してからファンを獲得するまでにかなり苦労するハメになります。
ここではチャンネル登録者数ではなく、再生数を見ることがポイントです。登録者数が少ないのに再生数が伸びている動画が多いということは、特定のチャンネルのファンになっていない潜在層が大量にいることを意味しているからです。
長期間運営しているのに伸びていないチャンネルがある
特定ジャンルの古参YouTuberを見れば、そのジャンルの市場規模を知ることができます。どんなジャンルにも、チャンネルを伸ばせる上限が必ずあります。例えば、ウェブマーケティングを取り扱うチャンネルなら、チャンネルを伸ばせる上限はウェブマーケティングに興味がある人の数が上限になるでしょう。
何年も戦略的に運営されているのに伸びていないチャンネルがある場合、そのジャンルはすでに飽和して、参入してもファンを増やせるパイが残っていない可能性があります。
広告がついていないチャンネルが多い
YouTuberで稼ぐ時、主な収入源は動画広告です。でもジャンルによっては動画広告がつきにくいものもあります。例えば、有名人のトークチャンネルの切り抜き動画は同じことをやる人がたくさんいます。似たような動画が大量にあるとYouTubeに「繰り返しの多いコンテンツ」と認定され、広告がつかなくなる可能性があります。
稼げるジャンルの共通点
先に稼げないジャンルの共通点を紹介しました。この共通点を知っているだけでジャンル選びで失敗する確率は下がると思いますが、稼げるジャンルの共通点を知っていると成功確率がぐっと上がります。それでは稼げるジャンルの共通点を見ていきましょう。
登録者に対して再生回数が多い
チャンネル登録者数が多いチャンネルの動画が多く再生されるのは当然です。彼らの動画は公開した時、登録者のトップページに通知されるからです。なので、チャンネル登録者数が多いチャンネルの再生数はアテになりません。
でももし登録者数が少ないのに動画の再生回数が伸びていたらどうでしょうか?登録者数が少ないのに再生されるということは、検索や関連動画から視聴されているということ。つまり、あなたが新しいチャンネルを作って動画を公開しても、再生される可能性が高いということです。
目安としては、登録者数に対して視聴回数が2分の1を超えるのが当たり前になっているようなジャンルであれば大チャンスが眠っているといいます。登録者数1万人のチャンネルで平均して5000回以上視聴されるようなチャンネルと、そのジャンルを調べてみましょう。
長い動画でも再生される
YouTubeは視聴時間が長いほど高く評価する傾向にあります。ジャンルによっては長い動画が作りにくい場合もありますが、視聴時間が長くても再生されるようなテーマであれば、稼げる可能性は大きいです。
「歌ってみた」は曲の長さ数分程度が動画の尺になります。視聴者は歌が聞きたいので、歌の前後に長々と無駄話が続いたら再生してくれないでしょう。一方、レビュー動画やレクチャー動画といったジャンルでは、濃い内容が求められるので、時間が長くても再生してもらいやすくなります。
制作に手間がかかる
制作にコストがかからず、しかしある程度手間がかかるジャンルであれば、稼ぐチャンスは大きくなります。制作コストが大きければ利益が減るのは当然ですが、ぜんぜん手間がかからないものも問題です。
その理由も単純で、手間がかからないということは真似されやすく、新しい人がどんどん入ってきてしまうからです。そういうジャンルは最初稼げても多くの人が参入して稼げなくなってしまうでしょう。
専門知識が求められるテーマを扱えば、制作コストを抑えつつ、カンタンに真似できないものができるかもしれませんね。
ジャンル選びの注意点
稼げないジャンル、稼げるジャンルそれぞれのポイントを見てきました。この2つを満たして、かつ自分の能力や興味がマッチするポイントとなれば、かなり候補は絞られるはずです。
ジャンル選びの最後に、2つの注意点を抑えておきましょう。
広すぎるジャンルはNG
ジャンルが広いと雑多になり濃い内容が届けられない。でも、ジャンルが狭いと動画のテーマに困るし、ファンの母数が限られる。ジャンルの幅広さを決めるのは非常に難しいように思えます。しかし筆者は「完全なブルーオーシャン以外は狭ければ狭いほどいい」といいます。
カレーが食べたい時、カレーも和食も中華もなんでもやっているお店よりは、カレー専門店に行きたいと思うはず。YouTubeの視聴者も基本的には同じです。
ジャンルが狭く、専門性が高ければ高いほど、確かに幅広い層にウケるのは難しくなります。でもその分、濃いファンと信頼性を獲得することができるんです。YouTubeもアルゴリズムとして、専門性や信頼性が高い動画を高く評価するようになっています。
ジャンル変更はNG
ジャンル選びが成功の9割を決めるなら、簡単に決めることはできなさそうです。かなり深く考え込まないといけないでしょう。でも、何事もまずは行動。とりあえずチャンネルを作って初めてみて、後からジャンルを変えるというのはどうでしょうか?
これについて筆者は「修正可能な失敗はたくさんやった方がいいが、ジャンル変更だけは絶対にやってはいけない」といいます。
その理由は、チャンネル登録してくれた人は、基本的に他のジャンルに興味がないからです。もちろんキャラクター性で多くのファンを獲得した後であれば「このジャンルがみたい」だけでなく「この人の動画が見たい」というファンも出てくるでしょう。
でも基本的には、ジャンルを変えるくらいならチャンネルを変えた方がいいといいます。
視聴者にとっても登録したチャンネルで興味のない動画は見ないでしょうし、登録を外してしまうでしょう。YouTubeの大切な評価指標に「クリック率」がありますが、チャンネル登録者が多い状態でジャンル変更をしてしまうと、クリック率が下がり動画の評価も落ちてしまうのです。
有名YouTuberも少し違うテーマを出すときはサブチャンネルを作ってやったりしますよね。原則、1チャンネル1ジャンルを徹底した方が良さそうです。
YouTuber利用必至のサービス
ここまでジャンル選びについてみっちり触れてきました。ここまで意識してジャンルを選びYouTuber活動を始める人は少ないでしょうから、この時点で上位10%に入れると思います。ジャンル選びが9割というのは、そもそもジャンル選びを真剣にやる人が1割程度しかいないという側面もあるんでしょうね。
あとはしっかり動画を作り、運営していけばいいだけです。続けるだけで上位1%になれるのがYouTuberですから。ということでここからはYouTube動画作成、運営に使える便利サービスを紹介していこうと思います!ちなみに動画編集ソフトなど当たり前のものは省いています。
Vrew-自動カット・テロップ編入ツール
動画編集の中で最も時間がかかる作業は、カット編集とテロップ入れです。トークがメインの場合、空白の時間や言い間違いをカット編集するだけでも結構大変でしょう。
さらに最近は無音でも楽しめるようにフルテロップスタイルの動画も増えてきていますが、これもかなり地味で大変な作業です。
この作業をほぼ自動でやってくれるツールが「Vrew」です。AIが音声を認識し、話している内容を文字起こし。さらに無音の時間を自動で削除してくれるので、大幅な時短につながります。
完全に無料で使えるので、トークチャンネルなら利用必至。Adobe Premiere Proのように細かな編集ができるわけではないので、ある程度編集したものをVrewに入れてテロップを入れる、というような使い分けがいいかもしれません。
VidIQ-YouTube分析ツール
YouTuberの大変な仕事。それは動画撮影や編集ではありません。競合を分析したり、需要をリサーチしたりして、より良い動画のテーマを見つけることです。
そんなリサーチ作業を助けてくれるのが「VidIQ」というツール。こちらはGoogleのプラグインで、インストールするとYouTubeを見た時に動画の高評価率や検索需要、投稿後の伸び方や検索ボリュームと競合性、その他いろいろなデータを知ることができるというもの。
こちらは「VidIQ」をインストールして「アート思考」と検索した時の結果です。右側にいろいろな分析データが出ています。これを見ると、アート思考は「検索ボリュームが中の下だが、競合性が低く、それなりにチャンスがある」ということがわかります。
NoxInfluencer-ライバルを丸裸にする分析ツール
「NoxInfluencer」は企業が広告案件を受けてくれるインフルエンサーを探すためのサービスですが、かなり細かなデータが出るのライバルYouTuberの分析にも使えます。
このサービスを使えば、例えば日本で過去24時間で最も再生された動画をカテゴリ別に見たり、カテゴリ別に今伸びているYouTuberを一覧化したりできます。さらにそのチャンネルの登録者数推移や日別の再生数など、かなり細かなデータを見ることができるので、まさにライバルを丸裸にするツールと言えます。
kamuitracker-最強の需要分析ツール
続いて紹介する「kamuitracker」も「NoxInfluencer」と同じくインフルエンサーマーケティングを支援するサービスです。僕も登録して少し使ってみたのですが「キーワードアドバイス」という機能には驚きました。
こちらはそのキーワードアドバイスで「メタバース」と検索した時の結果です。平均視聴時間と直近1週間の投稿数、試聴回数が出てきました。平均なので実態とは異なる場合がありますが、ざっくりいうと今「メタバース」というキーワードで動画を投稿すると、1週間で77動画がライバルとして登場し、平均して9000回弱試聴されるということですね。
他にもトレンドキーワードやトレンド動画などいろいろな機能があります。有料版にすると新規参入チャンネルをいろんな条件で検索して見つけたりできるみたいですが、無料版でも十分使えそうです。
超重要!動画タイトルの極意
さあジャンルも決まった!使えるツールも手に入れて動画のテーマも決まった!次はなんだ!となれば、やっぱりテーマですよね。ということで本書で紹介されている動画タイトルの極意を見ていきましょう。当然、適当なタイトルで動画は再生されません。
動画タイトル3つの役割
まずは動画タイトルの役割について。動画タイトルの考え方はペットの名前をつけたり、映画のタイトルを決めたりするのとは違います。それはそもそも、YouTubeの動画タイトルには、YouTubeの動画タイトルとしての特別な役割があるからです。
役割1:なんの動画なのか伝える
自分がYouTube動画を視聴する際、何を基準に選んでいますか?好きなYouTuberの動画だから、サムネイルが気になったから、タイトルが気になったから。ほとんどはこの3つではないでしょうか。
新しくYouTubeを始める時、まだファンはいないので「好きなYouTuberの動画だから」という理由で再生されることはありません。なので、サムネイルとタイトルで惹きつける必要があるわけです。当然、この2つはワンセット。いいタイトルといいサムネイルの両方がマッチして初めて視聴者を引き込むことができます。
役割2:視聴者にみたいと思わせる
一般に、YouTubeはタイトルよりサムネイルの方が重要だと言われます。特にスマホで見ていると、タイトルより前にサムネイルが目に入りますよね。とはいえ、サムネイルだけで選ばれるわけではありません。サムネイルで目を引いたあと、クリックしてもらうためにぐっと引き込む必要があります。それはタイトルの役割です。
役割3:検索や関連動画に載せる
タイトルがタイトルとしての役割を果たすためには、関連動画やおすすめ動画に載らないといけません。それらに表示されなければ、タイトルを見られることさえないからです。
なので、タイトルでは視聴者の検索ワードや他動画のタイトルと関連づいた要素を入れる必要があります。
これまでに紹介したリサーチツールを使いながら、YouTubeのアルゴリズムを意識した動画SEOについても勉強していく必要がありますね。
再生されるタイトルテンプレート
ということで、本書で紹介されているタイトルのテンプレートを紹介しましょう。テンプレートを使うとオリジナリティに欠けるように感じますが、自分なりの正解が見つかるまではテンプレートを使って着実に成果を狙うことも大切です。
これがそのテンプレートです。本書では具体的に次の例が紹介されています。
「【2022年版】」というのがインパクトキーワードです。【】で区切って目立つようにしている上、最新の情報であることがわかりますね。他にもベタなものですが【衝撃】や【閲覧注意】【永久保存版】のようなものがあります。
「小学生でわかる」という部分はパワーワードです。動画の内容がわかりやすく、簡単であることを魅力的に伝えていますよね。単に「超簡単」とするより、こうしたパワーワードを使った方が魅力的になります。
他にも「99%の人が間違っている」「〇〇を使うだけで」「3分でできる」などがあります。
簡単にできること、手軽であることをアピールしたり、具体的にイメージできる数字を入れたり、不安や興味を煽ったり、いろんなパターンが考えられますね。
最後の「コスパ最強動画編集用パソコンの選び方」が検索・関連キーワードです。この動画に興味を持つ人は「動画編集 パソコン 選び方」などをキーワードに検索するでしょう。それらを取り入れることで検索結果や関連動画に表示されやすくします。
使いやすそうなテンプレートですね。注意点として、単語の羅列にしたり、文字数が多過ぎたりするものは避けるようにしましょう。
サムネイルに求められる4つの要素と注意点
最後にYouTube動画の肝、サムネイルの極意を簡単に紹介したいと思います。ある有名YouTuberがインタビューで「動画撮影に1時間、サムネイル作成に2時間かけている」と言っていました。
サムネイルが重要というのは知っていましたが、動画撮影の2倍もの時間をかけているとは驚きですね。
視聴者は①サムネイルを見て、②タイトルを見て、興味がありそうなものを選択します。つまり、ある意味サムネイルはタイトルより重要で、優先度が高いのです。
サムネイルで興味を持ってもらえないと動画の中身が見られることはないので、動画の中身よりサムネイルに力を入れるのはある意味当たり前なのかもしれません。
といってもサムネイルに唯一絶対の正解があるわけではありません。言葉を選ぶセンスやデザインのセンスなど、言語化できないスキルも求められるでしょう。ここでは、本書で紹介されている「サムネイルに求められる4つの要素」と「サムネイル作成の注意点」を紹介しようと思います。
- 【サムネイルに求められる4つの要素】
- インパクト:サムネイルは動画が数多く並んでいる中で、それを見た時にピタッと手を止めてしまうようなインパクトが必要です。文字や細かなデザインの前に流し見していて思わず手が止まるかを考えましょう。
- クオリティ:インパクトを重視するあまり乱雑なデザインになってはいけません。視聴者はサムネイルの質で動画の質を想像します。素人っぽいサムネイルは、素人っぽい動画だと思われてしまうため、細かな品質に気を配りましょう。
- 世界観:ミニマリストの動画でサムネイルがごちゃついていたら台無しです。動画とサムネイルの世界観が違いすぎると、クリックした時に「間違えたかな?」と思われてしまいます。
- 期待度:視聴者はサムネイルを見た時、自分の興味を満たしてくれる動画があるかどうかを期待します。期待に見合えばクリックして動画を見てくれるため、サムネイルでは答えを出さず、見た人の期待度をあげることを意識しましょう。
- 【サムネイル作成の注意点】
- 文字が目立たない:サムネイル作成はパソコンの大きな画面でやると思いますが、見られるのはほとんどがスマホ。しかも数多く並んだ関連動画の一つとしてです。意識しないと実際に見られる時には小さすぎる文字になってしまうので注意しましょう。
- 色が多すぎる:インパクトを与えるため派手な配色を使ってしまう場合もありますが、色の組み合わせはプロのデザイナーにとっても難易度が高いスキルです。デザインの専門家出ない限り、モノトーン+1色などできるだけ色数を抑えましょう。
- 画像が汚い:写真をメインにしたサムネイルの場合、写真の品質は非常に重要です。最近のスマホではそこそこの画質で撮影できますが、動画の一部を切り出してサムネイルに使用する場合は特に注意しましょう。
- 詰め込み過ぎ:サムネイルの目的は関連動画をスクロールする視聴者の手を止めることです。情報を詰め込みすぎると、処理する前にスクロールされてしまうので、一番伝えたいメッセージ一つだけに絞りましょう。
YouTuberは仕事!本気でやらなきゃ稼げない
ということで今回は「カンタン&本気の副業 !これからYouTubeで稼ぐための本」を紹介しました。といってもこの記事で取り上げたのは前半分くらいで、後半では「著作権」や「YouTubeの規約」そして筆者が推奨する顔出し・撮影なしYouTuberとして稼ぐ方法、YouTubeアナリティクスの使い方などが書かれています。
YouTuberの本を読むのは三冊目ですが、個人的には一番網羅的で、実践で役に立つなと感じました。前の二冊もマインドセット、考え方の話などすごく参考になるので、ぜひ読んでみてください。
以前の記事で書きましたが、僕は2016年ごろにYouTubeチャンネルを立ち上げ、3ヶ月でチャンネル登録者数1000人、収益化達成とそこそこうまくいっていたのに、就職など環境の変化もあって辞めてしまった経験があります。
「あの時続けてたらな〜」なんて考えながら、当時僕がやっていた書評系YouTuberも後発がどんどん再生数を伸ばす中、最近ちょっと自分でもなにかやってみようかな、と思うようになりました。
せっかくやるなら前回と違って、ちゃんと勉強して戦略的にやろうと考えて、こうして数冊本を読んでいます。個人的にはYouTubeで稼ぐというより、自分の趣味の音楽や読書、その他いろんなことをYouTubeを使ってもうちょっとレベルの高いところに持っていけないかなーという感じで考えています。
もしこれからYouTubeチャンネルを立ち上げ、YouTuberを副業にしたいと考えている方がいたら、ぜひ本書を読んでみてください。カンニングペーパーとして机に置いておいて、ジャンルを選ぶ時、テーマを選ぶ時、動画を撮る時、公開する時にちらっと見ると、大半の新参YouTuberより一歩優位に立てると思います。
この記事を書いた人
-
かれこれ5年以上、変えることなく維持しているマッシュヘア。
座右の銘は倦むことなかれ。
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